Text.Parsecのパーサの型

前回 Text.Parsec の記事を書いてから、ひと月以上あいてしまった。なんか途中で書くモチベーションが下がったりもしたんだけど、今日は時間がとれたので書く。前回良くわからなかった、パーサの型についてだ。
ここ↓が参考になった。

 cf. Parsec3 におけるパーサーの型 – k16’s note

このページによると、

  • パーサの厳密な型シグネチャは ParsecT s u m a
    • s は抽象化された入力の型。この抽象化された入力をストリームという
    • u はパース時に好きな状態を格納しておく容器の型
    • m はモナド変換子にとって基盤となるモナド
    • a は出力の型

モナド変換子というのは、ここでは ParsecT のことで、正直なんだかよくわからない。
前回書いたコードにある wave パーサの場合、入力は文字列(String)、出力は少数点数のリスト([Double])で、m がモナドである必要があるから、次のようになる。

wave :: Monad m => ParsecT String u m [Double]

コード全体を載せると:

実行例:

takatoh@apostrophe $ runhaskell parsewave0.hs data0.dat > result0.txt
takatoh@apostrophe $ head result0.txt
-5.0e-2
-5.0e-2
-5.0e-2
-5.0e-2
-6.0e-2
-6.0e-2
-6.0e-2
-6.0e-2
-6.0e-2
-7.0e-2

話はさらに続く。
Text.Parsec.String には、次のような定義がある。

type Parsec s u = ParsecT s u Identity
type Parser = Parsec String ()

上は ParsecT のモナドに Identity を使ったもの、下はその Parsec の入力に String、容器に () を使ったものだ。これを使うと、前述の wave パーサの型は次のように簡潔に書ける。

wave :: Parser [Double]

コード全体を載せよう。

実行例:

takatoh@apostrophe $ runhaskell parsewave0a.hs data0.dat > result0a.txt
takatoh@apostrophe $ head result0a.txt
-5.0e-2
-5.0e-2
-5.0e-2
-5.0e-2
-6.0e-2
-6.0e-2
-6.0e-2
-6.0e-2
-6.0e-2
-7.0e-2

ふぅ、今日はここまで。

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