USB外付けHDDを接続する

さて、今度は bigswifty に USB の外付け HDD を接続してみる。
マシンを起動した状態で繋いで見ると次のようになる。

[takatoh@bigswifty ~]$ sudo blkid
[sudo] takatoh のパスワード:
/dev/sda1: UUID="4c426dd3-8999-4bc0-ba95-2a21ffe751f1" TYPE="xfs" 
/dev/sda2: UUID="3JSzi4-m7uB-BxAK-ue4f-DaUl-d3G5-pIbs9U" TYPE="LVM2_member" 
/dev/mapper/centos_bigswifty-root: UUID="b05ee492-4803-4e72-9b6b-e180623577f0" TYPE="xfs" 
/dev/mapper/centos_bigswifty-swap: UUID="48a4fa87-45ef-4fce-acaf-3020d65d8874" TYPE="swap" 
/dev/mapper/centos_bigswifty-home: UUID="4e1e2a4f-ebce-49e9-bf84-4c5e53306c6a" TYPE="xfs" 
[takatoh@bigswifty ~]$ lsblk
NAME                      MAJ:MIN RM   SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sda                         8:0    0 232.9G  0 disk 
├─sda1                      8:1    0     1G  0 part /boot
└─sda2                      8:2    0 231.9G  0 part 
  ├─centos_bigswifty-root 253:0    0    50G  0 lvm  /
  ├─centos_bigswifty-swap 253:1    0   3.8G  0 lvm  [SWAP]
  └─centos_bigswifty-home 253:2    0 178.1G  0 lvm  /home
sdb                         8:16   0 931.3G  0 disk

sudo blkid コマンドでは出てこないけど lsblk コマンドでは sdb ってのが出てくる。これが外付け HDD だろう。もともとは Windows マシンで使っていたものだけど、ディスク消去ソフトでデータを消去してあるので、ファイルシステムも何もない。これを ext4 にフォーマットして使う。

まずはパーティションを切ることから。

[takatoh@bigswifty ~]$ sudo fdisk /dev/sdb
[sudo] takatoh のパスワード:
Welcome to fdisk (util-linux 2.23.2).

Changes will remain in memory only, until you decide to write them.
Be careful before using the write command.

Device does not contain a recognized partition table
Building a new DOS disklabel with disk identifier 0x7a9ef1d0.

コマンド (m でヘルプ): p

Disk /dev/sdb: 1000.0 GB, 1000010997760 bytes, 1953146480 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
Disk label type: dos
ディスク識別子: 0x7a9ef1d0

デバイス ブート      始点        終点     ブロック   Id  システム

コマンド (m でヘルプ): n
Partition type:
   p   primary (0 primary, 0 extended, 4 free)
   e   extended
Select (default p): 
Using default response p
パーティション番号 (1-4, default 1): 
最初 sector (2048-1953146479, 初期値 2048): 
初期値 2048 を使います
Last sector, +sectors or +size{K,M,G} (2048-1953146479, 初期値 1953146479): 
初期値 1953146479 を使います
Partition 1 of type Linux and of size 931.3 GiB is set

コマンド (m でヘルプ): p

Disk /dev/sdb: 1000.0 GB, 1000010997760 bytes, 1953146480 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
Disk label type: dos
ディスク識別子: 0x7a9ef1d0

デバイス ブート      始点        終点     ブロック   Id  システム
/dev/sdb1            2048  1953146479   976572216   83  Linux

コマンド (m でヘルプ): w
パーティションテーブルは変更されました!

ioctl() を呼び出してパーティションテーブルを再読込みします。
ディスクを同期しています。

パーティションができたら、次はフォーマット。

[takatoh@bigswifty ~]$ sudo mkfs -t ext4 /dev/sdb1
mke2fs 1.42.9 (28-Dec-2013)
Filesystem label=
OS type: Linux
Block size=4096 (log=2)
Fragment size=4096 (log=2)
Stride=0 blocks, Stripe width=0 blocks
61038592 inodes, 244143054 blocks
12207152 blocks (5.00%) reserved for the super user
First data block=0
Maximum filesystem blocks=2392850432
7451 block groups
32768 blocks per group, 32768 fragments per group
8192 inodes per group
Superblock backups stored on blocks: 
	32768, 98304, 163840, 229376, 294912, 819200, 884736, 1605632, 2654208, 
	4096000, 7962624, 11239424, 20480000, 23887872, 71663616, 78675968, 
	102400000, 214990848

Allocating group tables: done                            
Writing inode tables: done                            
Creating journal (32768 blocks): done
Writing superblocks and filesystem accounting information: done     

これでOK。確かめてみる。

[takatoh@bigswifty ~]$ sudo blkid
/dev/sda1: UUID="4c426dd3-8999-4bc0-ba95-2a21ffe751f1" TYPE="xfs" 
/dev/sda2: UUID="3JSzi4-m7uB-BxAK-ue4f-DaUl-d3G5-pIbs9U" TYPE="LVM2_member" 
/dev/mapper/centos_bigswifty-root: UUID="b05ee492-4803-4e72-9b6b-e180623577f0" TYPE="xfs" 
/dev/mapper/centos_bigswifty-swap: UUID="48a4fa87-45ef-4fce-acaf-3020d65d8874" TYPE="swap" 
/dev/mapper/centos_bigswifty-home: UUID="4e1e2a4f-ebce-49e9-bf84-4c5e53306c6a" TYPE="xfs" 
/dev/sdb1: UUID="3bdf3a15-2722-4992-9c77-cf1c2349b385" TYPE="ext4" 
[takatoh@bigswifty ~]$ lsblk
NAME                      MAJ:MIN RM   SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sda                         8:0    0 232.9G  0 disk 
├─sda1                      8:1    0     1G  0 part /boot
└─sda2                      8:2    0 231.9G  0 part 
  ├─centos_bigswifty-root 253:0    0    50G  0 lvm  /
  ├─centos_bigswifty-swap 253:1    0   3.8G  0 lvm  [SWAP]
  └─centos_bigswifty-home 253:2    0 178.1G  0 lvm  /home
sdb                         8:16   0 931.3G  0 disk 
└─sdb1                      8:17   0 931.3G  0 part

最後に、/etc/fstab ファイルに設定を書き込んで再起動すればマウントされるはずだ。マウントポイントは /mnt/wiwaxia にした。

# USB HDD - WIWAXIA
UUID=3bdf3a15-2722-4992-9c77-cf1c2349b385 /mnt/wiwaxia ext4 defaults 0 0

再起動した結果、次のようになった。

[takatoh@bigswifty ~]$ lsblk
NAME                      MAJ:MIN RM   SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sda                         8:0    0 232.9G  0 disk 
├─sda1                      8:1    0     1G  0 part /boot
└─sda2                      8:2    0 231.9G  0 part 
  ├─centos_bigswifty-root 253:0    0    50G  0 lvm  /
  ├─centos_bigswifty-swap 253:1    0   3.8G  0 lvm  [SWAP]
  └─centos_bigswifty-home 253:2    0 178.1G  0 lvm  /home
sdb                         8:16   0 931.3G  0 disk 
└─sdb1                      8:17   0 931.3G  0 part /mnt/wiwaxia
[takatoh@bigswifty ~]$ df -h
ファイルシス                      サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
/dev/mapper/centos_bigswifty-root    50G  3.9G   47G    8% /
devtmpfs                            1.8G     0  1.8G    0% /dev
tmpfs                               1.8G   30M  1.8G    2% /dev/shm
tmpfs                               1.8G  9.7M  1.8G    1% /run
tmpfs                               1.8G     0  1.8G    0% /sys/fs/cgroup
/dev/sda1                          1014M  223M  792M   22% /boot
/dev/sdb1                           917G   77M  870G    1% /mnt/wiwaxia
/dev/mapper/centos_bigswifty-home   179G  305M  178G    1% /home
tmpfs                               359M   32K  359M    1% /run/user/1000

CentOS7: ノートPCを閉じてもサスペンドさせない

CentOS をインストールしたノートPCをサーバとして動かすとき、ふだんは閉じていると思う。だけど、デフォルトの設定では、閉じるとサスペンドしてしまって、サーバの役目を果たさない。これはどうにかしなきゃならない。
というわけで、ググってみたらちょうどそのまんまの記事をみつけた。

cf. CentOS7でノートPCを閉じてもサスペンドさせない – Qiita

/etc/systemd/logind.conf ファイルを下のように編集する。

#HandleSuspendKey=suspend
#HandleHibernateKey=hibernate 
#HandleLidSwitch=suspend
HandleSuspendKey=ignore 
HandleHibernateKey=ignore
HandleLidSwitch=ignore

コメントアウトしてあるのがもともとの設定(もとからコメントアウトしてあった)で、下の 3 行が変更した設定。
logind をリスタートして変更を反映させる。

[takatoh@bigswifty ~]$ sudo systemctl restart systemd-logind

これで一晩おいてから確かめてみると、閉じている状態でもちゃんと動いていることが確認できた。

CentOS7でNginxを動かす

OS のインストールが終わった bigswifty、Web サーバにするので Nginx をインストールする。と言っても、過去記事があるのでそこにリンクするだけにしておく。

cf. CentOS 7にNginxをインストールする

上の記事に、インストールからファイアウォールの設定、Nginx の起動まで書いてある。

別のマシンからブラウザでアクセスしてみて、ちゃんと動いているのを確認した。

新しいノートPCにCentOS7をインストールした

新しいといっても中古だけど。
インターネットに公開してるサーバのバックアップにしようと思って、HP のノートPCを中古で買ったんだ。4年落ちくらいの Windows7 Pro がインストールされてるやつ。で、サーバにするので、Windows はサクッと消して CentOS をインストールしようというわけ。

修復ディスクの作成

万が一、CentOS がインストールできなくても Windows PC として使えるように、修復ディスクを作っておく。USB メモリを買っておいたんだけど、Windows 7 では DVD にしか作れないようだ。無駄になった。
それはさておき、コントロールパネル → システムとセキュリティ → バックアップと復元 とたどって開いたウィンドウの左側にある、「システム修復ディスクの作成」を選んで修復ディスクを作成した。

CentOS 7のインストール

9月に、nightschool にインストールしたのと同じ CentOS 7.5 1804 のディスクを使う。
ノートPC の電源を入れ、起動の途中で ESC キーを押してセットアップメニューに入る。F9 のブートオプションから USB CD/DVD ブートを選んで起動する。ソフトウェアの選択では「サーバ(GUI使用)」を選んだ。ユーザー takatoh を管理者として作成。ホスト名は bigswifty。
後はインストールが済むのを待つ。
終わると再起動して、ライセンスに同意。これでインストール終了。

日本語入力

左上のメニューから、アプリケーション → システムツール → 設定 → 地域と言語 とたどって、入力ソースのところで + ボタンを押し、「日本語(かな漢字)」を追加する。これで、Windowsキー + スペースキーで日本語入力に切り替えられるようになった。

パッケージのアップデート

[takatoh@bigswifty ~]$ sudo yum update

361個のパッケージがアップデートされた。

さて、ひとまずここまで。

サーバのOSをUbuntuからCentOSに変えた

やっと書く気になってきた。
インターネット回線を乗り換えたので、一昨日、その工事があった。その関係で外部公開している WEB サーバを止めなくちゃいけなかったので、ついでにサーバの OS をクリーンインストールすることにした。というのも、どういうわけだかわからないけどずっとサーバの調子が悪くてたびたび WEB サーバが落ちる、ということが続いていて、それも最近は頻度が多くなっていたから。で、ちょうどいいので OS のインストールからやり直すことにしたってわけ。OS はタイトルのとおり、Ubuntu から CentOS に変更した。この記事はその顛末。
といっても、CentOS のインストールと WEB サーバ、アプリの構築は去年の年末から今年にかけて一度やっているので、細かくは書かずにリンクを置くだけにする。

CentOS のインストール

最新の CentOS 7.5 1804 の ISO イメージをダウンロードして、DVD に焼いて使った。

cf. CentOS 7のインストール
cf. CentOSのアップデート

最低限のソフトウェアのインストール

Git、Ruby、ImageMagick をそれぞれ yum install でインストールした。今回、rbenv は使わなかった。yum でインストールした Ruby は 2.0.0 と古いけど、構築する予定の WEB アプリでは最近の新しい機能は使っていないのと、サービスとして rbenv の環境を使うのは煩わしいと感じたのでそうした。ImageMagick もアプリで使う。

一般ユーザーで sudo できるようにする

cf. 一般ユーザーでsudoできるようにする

USB 外付け HDD

cf. USBの外付けHDDを使ってみる
これはもとから使っていた HDD を繋いだ。OS が変わってうまく使えるか心配したけど、結果的には、ディレクトリとファイルの所有者を chown で変えてやればそのまま使えた。

Nginx

WEB サーバには前と同じ Nginx。
cf. CentOS 7にNginxをインストールする

WEBアプリの構築

cf. SinatraアプリをCentOSで動かす(2)

Nginxで仮想サーバー

cf. Nginxを使って仮想サーバーをたてる

問題発生と解決(暫定的)

さて、ここまでは順調にきた。けど、Nginx で立てた仮想サーバーにアクセスしても 502 Bad Gateway が返ってきてしまう。Nginx も WEB アプリも正常に動いているように見える。ここで行き詰まった。
長々と書くつもりはないので、結果を書くと、SELinux のセキュリティに引っかかっているようだった。で、その SELinux というのがよくわからない。ググってみるとちゃんと解決する方法は見つからなくて、無効にする方法ばかり。仕方がないので暫定的に SELinux を無効にして当面の解決策とすることにした。

SELinux を無効にするには、/etc/selinux/config ファイルのつぎの箇所を変更する。

#SELINUX=enforcing
SELINUX=disabled

上のコメントアウトしてある行がデフォルトの設定。これを下の行のように disabled にした。
これで再起動すれば OK。

本当は SELinux をちゃんと理解して使わなきゃいけないところだけど、なにせ情報が少ない。今後の課題だな。

あ、あと書き忘れてたけど、ホスト名は nightschool にした。

というところで、今日はここまで。

Nginxを使って仮想サーバーをたてる

先日作った Sinatra アプリに、sombrero という仮想サーバー名でアクセスできるようにする。
Nginx の仮想サーバーの設定は、/etc/nginx/conf.d 以下に「仮想サーバー名.conf」という設定ファイルを作ることで行う。
というわけで、今回は /etc/nginx/conf.d/sombrero.conf ファイルを作る。

[takatoh@aybesea ~]$ cd /etc/nginx/conf.d
[takatoh@aybesea conf.d]$ sudo vim sombrero.conf

ファイルの内容は次の通り:

upstream unicorn-sombrero {
    server 127.0.0.1:9000;
}

server {
    # port
    listen 80;

    # server name
    server_name sombrero;

    client_max_body_size 8M;

    # log files
    access_log /var/log/nginx/sombrero/access.log combined;
    error_log /var/log/nginx/sombrero/error.log warn;

    keepalive_timeout 60;
    proxy_connect_timeout 60;
    proxy_read_timeout 60;
    proxy_send_timeout 60;

    location / {
        proxy_set_header X-Real-IP $remote_addr;
        proxy_set_header X-Forwarded-For $proxy_add_x_forwarded_for;
        proxy_set_header Host $http_host;
        proxy_pass http://unicorn-sombrero;
    }
}

80 番ポートで待ち受けて、アプリの動いている 9000 番ポートへ転送している。

ログファイルのためのディレクトリを作る。

[takatoh@aybesea conf.d]$ sudo mkdir /var/log/nginx/sombrero

これで OK のはず。Nginx をリスタート。

[takatoh@aybesea conf.d]$ sudo systemctl restart nginx

別のマシンから http://sombrero/ にアクセスしてみると、ちゃんと動作していることが確認出来た。

CentOS 7にNginxをインストールする

Nginx は CentOS 7 の標準リポジトリでは提供されていないので、まずは EPEL リポジトリを登録する。

[takatoh@aybesea ~]$ sudo yum install epel-release.noarch

Nginx をインストール。

[takatoh@aybesea ~]$ sudo yum install nginx

firewalld の設定とリスタート。

[takatoh@aybesea ~]$ sudo firewall-cmd --add-service=http --zone=public --permanent
[takatoh@aybesea ~]$ sudo systemctl restart firewalld

Nginx の起動と自動起動の設定。

[takatoh@aybesea ~]$ sudo systemctl enable nginx
[takatoh@aybesea ~]$ sudo systemctl start nginx

これでとりあえずは OK。他のマシンからもアクセスできることを確認した。

SinatraアプリをCentOSで動かす(2)

前のエントリで、単純に動かすことには成功したので、今度はデーモンとして動かすことにチャレンジする。一部内容が重複するけど御勘弁。

まずは専用のユーザーを作る。

[takatoh@aybesea ~]$ sudo useradd sombrero
[sudo] takatoh のパスワード:
[takatoh@aybesea ~]$ sudo passwd sombrero
ユーザー sombrero のパスワードを変更。
新しいパスワード:
よくないパスワード: このパスワードには一部に何らかの形でユーザー名が含まれています。
新しいパスワードを再入力してください:
passwd: すべての認証トークンが正しく更新できました。
[takatoh@aybesea ~]$ sudo usermod -G wheel sombrero
[takatoh@aybesea ~]$ sudo usermod -aG staff sombrero

よくないパスワードと言われてるけど無視。
ここで新しいユーザーでログインし直す。

アプリの clone から セットアップまで。

[sombrero@aybesea ~]$ git clone https://github.com/takatoh/sombrero.git
[sombrero@aybesea ~]$ cd sombrero

と思ったら bundler のインストールでつまづいた。

[sombrero@aybesea sombrero]$ gem install bundler
ERROR:  While executing gem ... (Gem::FilePermissionError)
    You don't have write permissions for the /usr/local/rbenv/versions/2.4.3/lib/ruby/gems/2.4.0 directory.

指摘されているディレクトリのパーミッションを見てみると、bill のものになっている。

[sombrero@aybesea sombrero]$ ls -l /usr/local/rbenv/versions/2.4.3/lib/ruby/gems
合計 0
drwxr-xr-x. 8 bill bill 100  1月  2 10:11 2.4.0

これは bill で rbenv global したせいだろうけど、このパーミッション設定は良くないよな。
変えてしまえ。

[sombrero@aybesea sombrero]$ sudo chgrp -R staff /usr/local/rbenv/versions/2.4.3
[sombrero@aybesea sombrero]$ sudo chmod -R 775 /usr/local/rbenv/versions/2.4.3

これでどうか。

[sombrero@aybesea sombrero]$ gem install bundler
Fetching: bundler-1.16.1.gem (100%)
Successfully installed bundler-1.16.1
Parsing documentation for bundler-1.16.1
Installing ri documentation for bundler-1.16.1
Done installing documentation for bundler after 5 seconds
1 gem installed

OK。つづき。

[sombrero@aybesea sombrero]$ bundle install
[sombrero@aybesea sombrero]$ cp config.yaml.example config.yaml
[sombrero@aybesea sombrero]$ rake setup

ここでいったん起動してみる。

[sombrero@aybesea sombrero]$ bundle exec rackup config.ru

OK。

unicorn のインストール。

[sombrero@aybesea sombrero]$ bundle exec gem install unicorn

unicorn の設定ファイル unicorn.conf を書く。

listen "9000"
worker_processes 2
pid "./unicorn.pid"
stderr_path "./unicorn.log"
stdout_path "./unicorn.log"

もう一度、今度は unicorn で起動。

[sombrero@aybesea sombrero]$ bundle exec unicorn -c unicorn.conf
bundler: failed to load command: unicorn (/usr/local/rbenv/versions/2.4.3/bin/unicorn)
Gem::Exception: can't find executable unicorn for gem unicorn. unicorn is not currently included in the bundle, perhaps you meant to add it to your Gemfile?
  /usr/local/rbenv/versions/2.4.3/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/bundler-1.16.1/lib/bundler/rubygems_integration.rb:458:in `block in replace_bin_path'
  /usr/local/rbenv/versions/2.4.3/lib/ruby/gems/2.4.0/gems/bundler-1.16.1/lib/bundler/rubygems_integration.rb:478:in `block in replace_bin_path'
  /usr/local/rbenv/versions/2.4.3/bin/unicorn:23:in `'

あれ?Gemfile に書き足さなきゃいけないのか。じゃ、そうしてからもう一度。

[sombrero@aybesea sombrero]$ bundle update
[sombrero@aybesea sombrero]$ bundle exec unicorn -c unicorn.conf

今度はOK。

UNIT ファイルを書く。

[sombrero@aybesea sombrero]$ sudo vim /etc/systemd/system/sombrero.service
[Unit]
Description=Sombrero service

[Service]
Type=forking
PIDFile=/home/sombrero/sombrero/unicorn.pid
ExecStart=/usr/local/rbenv/shims/bundle exec unicorn -c unicorn.conf -D
ExecReload=/bin/kill -HUP $MAINPID
ExecStop=/bin/kill -QUIT $MAINPID
WorkingDirectory=/home/sombrero/sombrero
User=sombrero
Group=sombrero

[Install]
WantedBy=multi-user.target

これでいってみよう。

[sombrero@aybesea sombrero]$ sudo systemctl start sombrero

ブラウザで確認……OK!!!!!
start したり stop したりしてもちゃんと動いていることが確認出来た。

最後は、自動起動するようにして、外部からもアクセスできるようにポートを開ければ完了。

[sombrero@aybesea sombrero]$ sudo systemctl enable sombrero
Created symlink from /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/sombrero.service to /etc/systemd/system/sombrero.service.
[sombrero@aybesea sombrero]$ sudo firewall-cmd --add-port=9000/tcp --zone=public --permanent
success

これでマシンを再起動してみよう。

他のマシンから確認。ちゃんと動作していることが確認出来た。これで完了。

SinatraアプリをCentOSで動かす

ImageMagick を使うのでインストール。

[takatoh@aybesea ~]$ sudo yum install ImageMagick

GitHub から clone。

[takatoh@aybesea ~]$ cd w
[takatoh@aybesea w]$ git clone [email protected]:takatoh/sombrero.git

依存するライブラリをインストール。bundler はインストール済み。

[takatoh@aybesea w]$ cd sombrero
[takatoh@aybesea sombrero]$ bundle install

設定ファイルを作る。実験なのでデフォルトのまま。

[takatoh@aybesea sombrero]$ cp config.yaml.example config.yaml

アプリのセットアップ。データベースや必要なディレクトリなど。

[takatoh@aybesea sombrero]$ rake setup

これで一応の準備は済んだはず。rackup してみる。

[takatoh@aybesea sombrero]$ bundle exec rackup config.ru

これで localhost:9292 で待ち受ける。ブラウザで確認したら OK だった。

外部からアクセスするにはポートを開けてやる必要がある。

[takatoh@aybesea sombrero]$ sudo firewall-cmd --add-port=9292/tcp --zone=public --permanent
[sudo] takatoh のパスワード:
success

さらにアプリを起動するときにも -o 0.0.0.0 オプションが必要。これは Sinatra の仕様。

[takatoh@aybesea sombrero]$ bundle exec rackup -o 0.0.0.0 config.ru

これでアクセスできるはず……できないな。
firewalld をリスタートさせてみる。

[takatoh@aybesea sombrero]$ sudo systemctl restart firewalld
[sudo] takatoh のパスワード:
[takatoh@aybesea sombrero]$ sudo firewall-cmd --list-ports
9292/tcp

今度は大丈夫。外部からもアクセスできて、期待どおりに動作していることが確認出来た。

WindowsからSambaの共有フォルダにコピーするときエラーが発生するようになってしまった

Samba で共有フォルダを作っている Ubuntu マシン(wplj)の外付け HDD を ext4 にフォーマットしたところ、Windows からファイルをコピーするときに、頻繁にエラーが発生するようになってしまった。
そもそも wplj の共有フォルダは Windows マシンのデータバックアップに使っていたもので、もとは NTFS のまま使っていた。そこに robocopy コマンドでバックアップをとっていた。例えば次のように。

robocopy /mir F:\softwares P:\

F: は Windows マシンの外付け HDD、P: は wplj の共有フォルダをネットワークドライブとして割り当てたものだ。wplj の外付け HDD が NTFS のときはこれで何の問題もなくバックアップできていたんだけど、ext4 にしたら「予期しないネットワークエラー」が頻繁に発生するようになってしまった、というわけ。robocopy コマンドだけでなく、エクスプローラーを使ってコピーしてみても状況は同じだった。まったくコピーができないわけじゃないので、ますますわからない。Web を見ながらいくつか解決方法を試してみたけれど、状況は変わらず。それで困っている。

ところで、よくわからないんだけど、CentOS マシン(aybesea)にたてた Samba の共有フォルダでは、上記のようなエラーは起こらない。なぜだろう?