昨日 PIL をインストールしたけど、「python pil 使い方」でぐぐったらこんなページが最初に来た。
曰く、
Warning
PIL は随分長い間、Python のバージョンで言うと 2.7 くらいまでだろうか、 画像処理パッケージとして愛用してきたが、現在は Pillow というものに取って代わられたようである。 そこで、筆者の環境も PIL を放棄して Pillow を導入した。
だそうである。なんてこった…orz。
使ってる Python が 2.7.6 なのでこのままでもいいのかもしれないけど、せっかくなので Pillow に移行することにした。
Pillow のインストールは↓ここに詳しい。
cf. Installation – Pillow (PIL Fork)
このページの Linux Installation の項に Ubuntu 14.04 LTS でのインストールの仕方も載っている。まずは依存ライブラリのインストール。
takatoh@nightschool $ sudo apt-get install libtiff5-dev libjpeg8-dev zlib1g-dev libfreetype6-dev liblcms2-dev libwebp-dev tcl8.6-dev tk8.6-dev python-tk
つづいて Pillow を pip でインストール。
takatoh@nightschool $ sudo pip install pillow
試してみよう。
takatoh@nightschool $ python Python 2.7.6 (default, Mar 22 2014, 22:59:56) [GCC 4.8.2] on linux2 Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information. >>> from PIL import Image >>> img = Image.open("sample.jpg") >>> img.info {'jfif_version': (1, 1), 'jfif': 257, 'jfif_unit': 1, 'jfif_density': (72, 72), 'dpi': (72, 72)} >>> img.size (1280, 720)
フォーマットを変換するには、単に拡張子をかえて保存すればいい。
>>> img.save("sample.png")
縦横比を保ってサムネールを作るには thumbnail メソッドが使える。ただし、オブジェクト自身を変更するので注意。と言ってもいきなり上書きされるわけでもない。保存するには上にも書いた save メソッドを使う。
>>> img.thumbnail((360, 360)) >>> img.size (360, 202) >>> img.save("thumbnail.jpg")
とりあえずはこんなところか。うまくいってよかった。