関数のカリー化

Scala は関数型プログラミング言語でもあるので、関数のカリー化もできる。

scala> val addCurried = (x: Int) => ((y: Int) => x + y)
addCurried: Int => (Int => Int) = $$Lambda$3206/517834570@1a67f250

scala> val add1 = addCurried(1)
add1: Int => Int = $$Lambda$3241/1505134204@7c676bd

scala> add1(3)
res0: Int = 4

いや、これ、たんに関数から関数を返してるだけじゃないか。もっとカリー化専用の構文があるのかと思った。

ところで、メソッドのほうは引数の代わりに _ (アンダースコア)を使うことで関数を得ることができる。

scala> def add(x: Int, y: Int): Int = x + y
add: (x: Int, y: Int)Int

scala> val addFun = add _
addFun: (Int, Int) => Int = $$Lambda$3266/46821433@2a1ea898

scala> addFun(3, 5)
res2: Int = 8

そして、引数リストを複数に分けたメソッドを関数化すると、カリー化される。

scala> def addMultiParameter(x: Int)(y: Int): Int = x + y
addMultiParameter: (x: Int)(y: Int)Int

scala> val addM = addMultiParameter _
addM: Int => (Int => Int) = $$Lambda$3276/2016773972@70b0e2a6

scala> val add2 = addM(2)
add2: Int => Int = $$Lambda$3277/527492379@5b248e9d

scala> add2(3)
res3: Int = 5

ふーん、なるほどね。

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