ローカルネットワーク上でサーバにしてた古いPCが空いたので、CentOS の代替のひとつ、Rocky Linux をインストールしてみた。
Rocky Linux の公式サイトはここ。
最新のバージョンは 8.5 で、EOL は 2029/3/31 となってる。ダウンロードページからはいくつかの種類の ISO イメージがダウンロードできるけど、DVD 版をダウンロードした。
ダウンロードした ISO イメージは USBメモリに焼いておく(この作業は Windows で)。
USB メモリから起動するとメニューが表示されるので、「Install Rocky Linux 8」を選択。インストーラは GUI で、日本語に対応してるし、マウスも使えるし、Ubuntu Server のインストールよりもやりやすい。基本的にはインストーラの指示に沿って進めていけばOK。主なところを書き出すと次の通り:
- キーボード: 日本語
- 言語サポート: 日本語
- 時刻と日付: アジア/東京
- rootのパスワード
- ユーサーの作成: takatohを作成した
- ソフトウェアの選択: サーバ(GUI使用)
- Windowsファイルサーバーを追加
- インストール先: 内蔵HDD
- ストレージの設定: 自動設定
- KDUMP: 有効(デフォルトのまま)
- ホスト名: wplj
これでインストールを開始。しばらく時間がかかる。
インストールが終了したら再起動。初期セットアップの画面になるけどライセンスに同意すればいいだけ。
あらためてインストール時に作ったユーザー takatoh でログインすると、今度はユーザーの初期設定がはじまる。これもいくつか設定するだけで「使用する準備が完了しました。」となる。
別のマシンから ssh でログインできることも確認した。Samba もインストールされてるけど有効にはなってなかった。これは共有フォルダの設定とかが必要だし、そういうもんだろう。OS のインストール時についでにインストールできるだけでも楽だ。
というわけで、本格的に使うにはもっと手を入れる必要があるけど、インストール自体は簡単にできることがわかった。使ってみるかな。