先日リリースされたばかりの Ubuntu Server 22.04 LTS をインストールしてみた。インストール先は Rocky Linux をインストールしたまま使いみちを考えてなかった PC だ。これを、いまバックアップサーバになってる CentOS 7 のサーバと置き換えることにする。Windows PC からもアクセスするので Samba を入れる必要があるけど、それはまた今度。今日は Ubuntu のインストールだけ。
といっても、去年 Ubuntu Server 20.04 LTS をインストールしたときとやることは変わらないので、手順については以前の記事のリンクを置いておく。
違うところといえば、Featured Server Snaps の選択のところで docker のほかに aws-cli も選択してインストールしたことくらい。20.04 のときはなかった(か、気が付かなかった)。
というわけで、インストールは無事終了した。
だけどひとつだけやらかした。そういえば去年も同じところで引っかかったんだ。何かというと、インストール時に作ったユーザのパスワードだ。
日本語配列のキーボードを使ってるんだけど、Ubuntu Server のインストーラには日本語キーボードの選択肢がない。というか 20.04 LTS の時にはなかったんで今回も言語選択のところで English を選んだ(もしかしたら Japanese もあったのかもしれない。ないと思っていたので確認しなかった)。日本語と英語のキーボードだと、アルファベットや数字はいいけど、記号の配列が違うんだ。で、パスワードに記号を使ってしまうと、入力したつもりの文字と実際に入力された文字が違うことになる。
これが問題になるのは SSH でほかの PC から接続して sudo
コマンドを使ったとき。「ほかの PC」ってのは Windows か Ubuntu Desktop で、日本語配列のキーボードが問題なく使えてる。でも、SSH 接続した先の Ubuntu Server で sudo
コマンドにパスワードを要求されて入力すると、正しいパスワードを入力してるのにエラーになる。なぜかというと、Ubuntu Server 側には正しい(言い換えると、意図したとおりの)パスワードが設定されてないからだ。今回もこれで30分ぐらい無駄にした。
英語配列のキーボード、ひとつ買っとこうかな。
インストールの時に英語キーボードを選択し、次のネット設定画面まで戻るを選択するとキーボード選択の一覧に日本語が表示されました。